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ASPCA(米国動物虐待防止協会)が発表した中毒事故の年間データになります。
アメリカでは人間用の薬剤(薬やビタミン・ミネラル)を飲んでしまう事故が毎年トップになっています。
そしてもう一つ多いのが殺虫剤で、その中でもノミ・ダニの駆除薬に関するものです。
参考元:ASPCA
Top 10 Pet Poisons of 2010
2011年度はもう少し先の発表になるかと思います。
日本ではASPCAに該当するような団体がないため、中毒事故の統計はわかりません・・・。
2010年度 2009年度
■2010年度 トップ10
2010年に問い合わせのあったペットの毒物摂取に関するトップ10になります。
アメリカ国内での問い合わせ件数は、167,000件以上になります。
(1)人間用の薬剤
主に市販薬(イブプロフェン、アセトアミノフェン)、抗うつ剤、ADHD(注意欠陥/多動性障害)の薬剤など。問い合わせの約25%にあたる。
>危険な人の薬トップ10
(2)殺虫剤
ノミや、家の周辺にいるハエなどの虫の駆除薬。問い合わせの約20%にあたる。
最も重い中毒は、猫用に作られていないものを猫に使ったときに起きている。
(3)殺鼠剤
殺鼠剤はネズミを引きつけて殺すためのものですが、犬や猫も引きつけられる。
症状は、発作、内出血、腎不全など。
(4)人間の食物
キシリトール、ブドウ、レーズン、タマネギ、ニンニクなど。
>危険な食べ物と症状の一覧
(5)獣医で処方された薬剤
与えやすくするために風味を付けた薬剤は、ペットの興味を引いて必要以上に食べようとする危険がある。
(6)チョコレート
チョコレートに含まれるメチルキサンチンが覚醒剤の働きをする。
(カフェイン、テオブロミンは、メチルキサンチンの一種)
(7)住宅内にある毒物
家庭用の洗剤(漂白剤や、酸、アルカリ性のもの)
(8)植物
サゴヤシやユリなど多数。
>危険な植物と症状の一覧
(9)除草剤
除草剤には塩気があるため、ペットの気を引くことがある。
(10)屋外にある毒物
不凍液、肥料、解氷剤など。
■2009年度 トップ10
2009年度の発表データになります。
アメリカ国内で140,000件以上の問い合わせがあり、以下はその中で問い合わせが多かったものになります。
(1)人間用の薬剤 45,816件
鎮痛剤、風邪薬、抗うつ剤、栄養補助食品など。
直接与えなくても、床に落としてしまったままの錠剤を飲んでしまうケースもあります。
>危険な人の薬トップ10
(2)殺虫剤 29,020件
最も一般的なものは、ノミとダニの駆除薬。
(3)人間の食物 17,453件
ブドウ、レーズン、アボカド、キシリトールを使ったものなど。
>危険な食べ物と症状の一覧
(4)植物 7,858件
ツツジ類、サゴヤシ、ユリ、カランコエ、シェフレラなど。
>危険な植物と症状の一覧
(5)獣医で処方された薬剤 7,680件
誤用や、不適切に投与された事による結果。
非ステロイドの抗炎症剤、イヌ糸状虫症の予防薬、駆虫剤、抗生物質、ワクチン、栄養剤など。
(6)殺鼠剤 6,639件
ネズミの駆除薬。
(7)住宅用洗剤 4,143件
漂白剤、合成洗剤、殺菌剤(消毒剤)など。
(8)重金属(鉛、亜鉛、水銀など) 3,304件
塗料片(はがれ落ちたもの)、リノリウム(建材の一種)、鉛ダストなど。
(9)園芸用製品 2,329件
肥料など。
(10)化学薬品によるもの 2,175件
エチレン・グリコール不凍液、塗料用シンナー、排水管洗浄剤、プール用薬品など。
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